
楽しく軽やかに美容に取り組めている現在。
しかし、過去には無自覚に自分にしんどい考えを科していたなと思うところもあり、その時のことについて振り返ってみる。
共感してもらったり、少し楽になってもらえたら良いなぁと思います🔮
毛穴狂、色んな方法を試す
一時期、今考えるとさほど毛穴が酷い訳でもなかったのに「自分はすごく毛穴が開いている」「治したい」ということにメチャクチャ囚われてました。
元アトピーの超乾燥肌なのにも関わらず、毛穴が気になるあまりAHA配合の脱脂力の高い洗顔料を使ったり、クレイ系洗顔を片っ端から使ったり。
クレンジングも毛穴汚れを落とすことに執着していたせいで自分の肌質に合ってないものを使っていました。
ブラシを装着できる美顔器なんかも買ったことがあり、顔を磨いていましたが明らかに買う必要無かったな〜と今では思う。
殆どの人がそうだと思うんだけど、すっぴんで鏡にグッと寄ってじーっとみると毛穴の存在が目視できますよね🧐🌱
当時はそれがどうしても許せず、短期的にできることに飛び付いてやっていたなぁという感じ。
毛穴パックはやばいなと高校生の頃にはしなくなっていたけれど、中学生の時とかはしょっちゅうやってましたね。無知恐ろしい。。
毛穴狂時代のものの見方
毛穴狂時代はやはり今より若かったこともあって、やっぱり考え方が幼かったなぁと思います。
人に対してもそうだったし、自分に対してもそうでしたが「マクロで見ずにミクロで見てしまう」という状態でした。
今思う素敵だなと思う人は、幸せそうな顔や多幸感いっぱいの雰囲気に満ちてる感じの人。
パーツ一つ一つがこうでなきゃ!とか、これ以外は可愛くない!とかではなくなって、ゆとりのある、余裕の見える顔が良いなと思うようになりました💐
しかし毛穴狂時代はパーツへのこだわりがヤバかったため、惹かれる女性や男性にしても、パーツが自分の理想の人!とか超安直でしたね🙄
自分のメイクにしてもパーツの一つ一つをこだわって作り込んでいるつもりでした。
だけど全体で見るとチグハグ感があってキツイ顔だったと思う。
同じ経験がある人はわかってくれると思うんだけど、極端になっている時や病んでる時って自分で可愛い、大丈夫!と思っていても後から見るとメイクや表情が変だったりしますよね。そんな感じだった🤔💭
「笑顔が一番の化粧」という言葉があります。
それに対し、「でもまぁ化粧した方が大抵の人は可愛くなりますよね🤷♀️」(ひろゆき調)ってなるひねくれてる自分だけど、例えメイクを作り込んでも表情がこわばっていたり、可愛いカラーにしていても毛先のパサつきが目立つと引きで見た時に綺麗とは言えないと思う。
「全体のバランスで考える」「守りのケアもする」「引き算」これらへの意識が薄く、スキンケアにしてもメイクにしてもとにかく攻め・攻め・攻めにしていたという状態でした。
ようは偏った視点、偏ったケアばかりでバランス良く俯瞰する事が出来ていませんでした。
○○狂になるきっかけは世の中に溢れている
私の場合は一時期毛穴狂になってしまいましたが、これって毛穴だけじゃなくて色んなところにきっかけは転がっているなと思うんです。
例えば美白、ダイエット、エイジングなど。
自分の周りでいうと、私が毛穴狂時代の頃に美白狂になっていた友人やダイエット狂になっていた友人なんかが思い浮かびます。
それぞれの友人も今は過度な美白やダイエットに囚われることは無くなって、ヘルシーに垢抜けてとても綺麗になっています👗
しかし誇大表現で購買意欲を煽るものって、前々から世の中に溢れていますよね。
怪しいものに関しては広告ガイドラインを守ってんのかこれ?と立ち止まる余裕も身についたし、医薬品との違いも頭に入れたりと消費者として昔よりは賢くなれたな、とは思うんだけど……😦
それでも、まだまだコンプレックスを煽る、コンプレックスじゃなかった事をコンプレックスにするような強い煽り文句のモノが溢れているな〜と感じます。
ゴリゴリのステマやYouTubeのパーソナライズドされていないウザい広告なんかが良い例で、「ムダ毛or体型が原因で彼氏(彼女)にフラた→これを使ったところ劇的変化。見返してやった!」というような広告とかはなんとかならないのかな〜って日々思う。
多感な時期に目にすると、気にしていなかったことも気になり出したりするものですよね。
あの頃の自分の毛穴への執着も、友人の美白への執着も、自分の意思でコンプレックスを解消しようと頑張っていたつもりでした。
しかし今考えると、本当に自分の意思だったのか?と疑問に感じます。
SNSや雑誌に煽られて「こうでなければ」と思い込んでいたのではないか。誇大広告に触発されていたのではないか。
100%自分の意思だったと言い切れない気がするなあと、今振り返ると思うのです🔮
元毛穴狂が今思うこと🌿
今は毛穴やシミ、シワ、美白なんかに関しては「生きてたら仕方ねえ」というある意味諦め、ある意味で共生している感覚です。
もちろんケアを頑張っている人を否定するつもりは毛頭無くて、私もUVケアは365日してしまうし、シミが出てきたらレーザー治療するかもしれないし、シワが気になってきたら多少のボトックスもするかもしれない。
だけどもう、欠点を無くしたい!という気持ちでケアに向き合うことは無いんじゃないかなと思います🤔
欠点を無くすための、完璧になるための美容はしんどい。
完璧になるためどんな方向に頑張ってみても、「完璧でいたい」という気持ちがあるうちはずっと満足できなくて飢餓感があると思うし、本来ポジティブな美容で自らの首を締めることはもうしたくないからです。
メイクを落とさずに寝てしまった朝、毛穴狂時代は発狂ものでした。
誰に責められているわけでもないのにやってしまった……という罪悪感にしばらく苛まれて、自分も気持ちも消耗してしまっていた。
今でも寝てしまった翌朝は寝ちゃったよ〜!!うわ〜〜〜!とは思うものの、昔ほどの大きな罪悪感を感じることはなく「今日はいつもより丁寧にケアして取り返そう」「日ごろ頑張っているから大丈夫」と思えるくらいになりました👐
どちらにせよ寝ちゃうのは本来良くないけども。
これから美容観がどう変化していくのかはまだまだ未知ですが、年々楽しくポジティブに向き合えている気がするのでこの調子で過ごしたいな!と思う🪄💫
今毛穴狂時代の自分に助言をするならば、
・市販の商品に効果を期待しすぎるな
・SNSの情報を鵜呑みにするな
・自己判断でサプリを飲むな
・コンプレックス商法に刺激されなくていい
です。
また今度毛穴狂時代に散々試して効果があったと感じたもの、無かったと感じたものなども書いてみたいと思います✍️
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。苦しい美容からは解放されよう🦋